[CentOS 7] systemctl で動かしている Dropbox が気がつけば落ちてしまう現象を解消した方法
前書き
この記事を書いてから
GUI なしで稼働させている CentOS 7 + systemctl でドロップボックスを立ち上げていましたが、「ドロップボックスを動かしているつもりになっていた」だけだということがわかりました。
久しぶりに CentOS の CLI 操作でドロップボックス上のファイルを触ろうとしたところうまくいかない。
なんで?
と思って調べてみると、ドロップボックスを起動してもすぐに落ちてしまう状況になっていたことがわかった。
Mar 5 19:20:11 localhost systemd: dropbox.service: main process exited, code=killed, status=9/KILL Mar 5 19:20:11 localhost systemd: Unit dropbox.service entered failed state. Mar 5 19:20:11 localhost systemd: dropbox.service failed.
確信はないんですが、アップデートプロセスとかなんとかいうものが動いていて、それがトリガーとなってプロセスが死んじゃうようです。
これを回避した方法を今日は書いていきます。
設定ファイルを書き直したらドロップボックスが落ちなくなった
結論を言うと、systemctl でドロップボックスを起動させるよう定義している設定ファイルを修正すれば直りました。
- 該当ファイル : /usr/lib/systemd/system/dropbox.service
[Unit]
Description=Dropbox Client Service
After=local-fs.target network.target[Service]
Type=simple
ExecStart=/home/oreore/.dropbox-dist/dropboxd
Restart=on-failure
User=oreore
Description=Dropbox Client Service
After=local-fs.target network.target[Service]
Type=simple
ExecStart=/home/oreore/.dropbox-dist/dropboxd
Restart=on-failure
User=oreore
[Install]
WantedBy=multi-user.target
vi で編集して以上のようにしました。
ファイルを修正後ドロップボックスを起動する
$ sudo systemctl start dropbox
これでドロップボックスが落ちなくなった。
参考になったページ
Dropbox CLI autostart
https://www.dropboxforum.com/t5/Installation-and-desktop-app/Dropbox-CLI-autostart/td-p/236042