Linux初心者におすすめなLinuxのお試し方法
この方法は、Linuxをまだ使ったことがない方や、初心者の方に特におすすめです。いきなりオチを言いますと、
USBブート
という方法でLinuxを味見(お試し)してみることです。
USBブートというのは、USBメモリーからOS(この場合はリナックスですね)を起動させる方法のことです。
大雑把な手順としては以下のようになります。
- USBメモリーを買ってくる。
- リナックスのOSをイメージをダウンロードする。
- ダウンロードしたOSイメージをUSBメモリーにコピーする。
- パソコンをシャットダウンする。
- OSイメージをコピーしたUSBメモリーをパソコンに挿す。
- パソコンを起動させる。
これをやるときにパソコンにはWindowsが入ったままでOKだから、まず気楽に試してみたいという方には手っ取り早くて良いと思います。ハードディスクにインストールしてあるWindowsを残したままリナックスを試すことができるところが最大のメリット。
補足事項として、上記6のパソコンを起動させる前にBIOSの設定を切り替えておく必要があります。
※BIOS(Basic Input/Output Systemの略)とは、ファームウェアの一つで、コンピュータに搭載されたプログラムのうち、ハードウェアとの最も低レベルの入出力を行うためのプログラムのことです。 (Wikipedia)
BIOSの設定を切り替えることで、お使いのパソコンがまずUSBメモリーに入っているリナックスを起動するように、起動順序を変えておく必要があります。
USBメモリーよりも先にハードディスクを読み込むようにBIOSに設定してあると、Windowsが起動してきてしまいます。だから、ハードディスクよりも先にUSBメモリーからのOS起動を試みよ!とパソコンに指示しておくわけです。
説明が長くなりましたが、これでリナックスが起動してくるでしょう。ブラウザーを起動してヤフーを表示したり、メールチェックをしたり、FacebookやTwitterを楽しんだり、YouTubeで動画を見たり。いろいろできます。
お試しが終わったあとは、パソコンをシャットダウンしてUSBメモリーを抜いておいてください。そしてUSBメモリーを抜いた状態で電源をONにすれば、以前と変わらずWindowsが起動してきます。
ですから、まずはお試し的にリナックスを触ってみたいという方は、Windowsが入っているパソコンで、Windowsを消すことなく、USBブートでリナックスの操作感や感触を試すことができます。
もちろん、ハードディスクにリナックスをインストールすることも可能です。この場合、Windowsを残したままリナックスをインストールすることもできますし、Windowsを完全に消去してリナックスをインストールすることもできます。
僕は後者のWindowsを消去してリナックスをインストールして使っています。Windowsはすこし新しいパソコンで使っているので、セカンドパソコンではWindowsは使わないようにしています。